
出典:写真AC
はじめに
こんにちは!佐沼屋でございます。
立春とは名ばかりの厳しい寒さが続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は「身長に合わせたおすすめの帯結び」というテーマでお送りいたします。
「後ろ姿の顔」といわれるほど重要な帯結び。
お振袖を華麗に着こなすためにも、ぜひ押さえておきたいポイントです。
佐沼屋のInstagramでは「身長別の着こなしポイント」をご紹介しています。
今回の内容と併せてご覧ください。
振袖に使う「袋帯」とは?
はじめに、帯について少し触れたいと思います。
帯の種類は大きく3つに分かれ、お着物の「格」に合わせたものを使用します。
<半幅帯>
長さ約360~400㎝、幅約17㎝
浴衣などに合わせる
上質なものは小紋や紬にも使用できる
<名古屋帯>
長さ約360~380㎝前後、幅約30.4㎝
小紋や紬などの普段着に合わせる
着付けやすいよう工夫されており、その手軽さから急速に普及した
<袋帯>
長さ約430~450㎝、幅約31.2㎝
留袖、訪問着、振袖に合わせる
金糸や銀糸を使用した豪華な織り生地で、お振袖用の帯は通常の袋帯よりも長め
第一礼装であるお振袖には袋帯を使用します。
袋帯は裏と表の生地が袋状になるよう仕立てられていることからその名がつきました。
袋帯の特徴は金や銀、箔などを使い、伝統的な技法によって描かれる精緻な文様です。
丁寧に織り出された吉祥文様(縁起の良い柄)には橘、御所車、熨斗などの他に、松竹梅、鳳凰、宝尽くしといった中国がルーツの図柄もあります。
袋帯は太鼓部分が二重になるよう長めに作られていますが、お振袖に合わせる袋帯は華やかな結び方ができるよう、一般的なものよりも長めにできています。
最近の帯結びは一昔前に比べてずいぶん華やかになりました。
ベテランの着付け師は何通りもの結び方ができるので、お嬢様の雰囲気や身長に合わせてベストな形を作ってくれます。
カタログやパンフレットなどを参考にして、お振袖が映える帯結びをお選びください。
高身長さんにおすすめの帯結び

出典:写真AC
身長が高めのお嬢様におすすめなのは、立て矢結びをアレンジした帯結びです。
羽をボリュームアップさせることで背の高さから視線を逸らすことができます。
こじんまりとした帯結びは背中が見えて華やかさに欠けてしまうので、身長を活かせる帯結びを選びましょう。
立て矢結びのアレンジはクールな印象になりますよ。
低身長さんにおすすめの帯結び

出典:写真AC
身長が低めのお嬢様におすすめなのは、上部にボリュームのある帯結びです。
背中の高い位置にボリュームを持たせると、視線が上に集中するので、スラっと見える効果があります。
ただし、ボリュームを出し過ぎると全体のバランスが崩れてしまうので注意してください。
花結びなどは豪華で可愛らしい印象になりますよ。
帯の選び方や帯結びについて詳しく知りたいという方は、佐沼屋にご相談ください。
成人式のお振袖にぴったりの帯や帯結びをご提案させていただきます。
最後に
まだまだ厳しい寒さが続きます。
どうぞ体調を崩されぬようお気をつけください。
◇ ◇ ◇
茨城県南一の振袖の品揃えを誇る佐沼屋呉服店は、茨城県龍ケ崎市・牛久市・阿見町・稲敷市・美浦村・河内町・利根町・取手市・守谷市・つくばみらい市・土浦市・つくば市・常総市で成人式のお手伝いをさせて頂いております。
皆様のご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております!
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はじめに
こんにちは!佐沼屋でございます。
ほころび始めた梅のつぼみに、春のきざしが感じられる時節となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
1か月にわたって開催された振袖展では、多くのお客様にお会いすることができました。
この場をお借りして深くお礼申し上げます。
次回の振袖展にもぜひお待ちしております!
さて本日は、幅広い世代から人気のある「赤いお振袖の魅力」についてご案内いたします。
振袖展でも多くのお客様が赤いお振袖をご試着していらっしゃいましたが、なぜ赤いお振袖はこんなにも多くの方を引き付けるのでしょうか。
佐沼屋では、赤い振袖にこのような魅力があると考察しております。
<日本人の肌に馴染みやすい>
赤は日本人の肌の色に馴染みやすく、お顔の血色を良く見せてくれます。
また、黒目と白目の割合が赤いお振袖と色の対比を生み出し、瞳を強調してくれるようです。
赤といっても明るい赤や濃い赤、深みのある赤など様々なお振袖があるので、選択肢が広いのも選ばれる理由の一つと言えるかもしれません。
<赤はおめでたい印象>
赤からは力強さや自信といった前向きな姿勢だけでなく、おめでたい印象や尊さが感じられます。
理由として、昔の日本ではおめでたい日(ハレの日)に赤飯を炊いて白餅をふるまうという習慣があり、紅白(赤と白)がめでたい色の象徴として浸透していった事が挙げられます。
この伝統的な風習から「赤=めでたい」という印象が備わったと思われます。
<成人式の振袖に相応しい>
赤は生命力が宿る魔除けの色として儀式などで用いられていました。
神社の鳥居やお宮参りで赤ちゃんの額に赤い文字や印をつけるのは、魔除けとしての意味が込められているそうです。
このように赤は私たちにとって神聖な色として大切にされ、成人式のお振袖でも赤が相応しいとされるようになったのだとか。
人生で一度しかない成人式で赤いお振袖を着ることは、多くの人の記憶に残りやすいだけでなく、崇高さを表しているとも言い換えられるのではないでしょうか。
赤い振袖を選ぶならどんな柄が良い?
赤いお振袖はどんな柄とも相性が良いのでバリエーションが豊かです。
また、赤には色々な色味があるので、自分なりにアレンジできる楽しさがあります。
<古典柄>
伝統的な古典柄はお振袖の中でも品格が漂い、成人式だけでなく卒業式や結婚式、お見合い、結納といった様々なシーンで重宝します。
また、見た目に安定感があるので、世代を超えて人気があります。
菊や牡丹、御所車など、柄に込められた意味を知ると、お振袖への思いが一段と深くなるかもしれません。
<モダン柄>
古典柄を現代風にアレンジした柄です。
大胆な柄と色使い、金箔・銀箔の装飾などが特徴的で、お振袖を個性的に着たい方や華やかに目立ちたい方におすすめです。
ヘアアレンジはお振袖の華やかさに負けないよう、大きめの髪飾りでゴージャスに盛るのがおすすめです。
<レトロ柄>
人と差をつけたい方におすすめなのがレトロ柄の赤いお振袖です。
レトロ柄といえば黄色や緑、水色といった色が代表的ですが、赤いレトロ柄も存在します。
赤とレトロ柄の組み合わせは着る人が少ないうえに、とてもかわいらしい印象に仕上がりますよ!
大正ロマンやハイカラなど、小物を使って自分らしく着こなしてくださいね。
佐沼屋では常時1,500着以上のお振袖を取り揃えて皆様のお越しをお待ちいたしております。
成人式の前撮りやアフターメンテナンス、ママ振・姉振のリメイクなど、どんなことでもご相談ください。
最後に
春の便りが待ち遠しいですね。
お体に気をつけて、元気にお過ごしください。
◇ ◇ ◇
茨城県南一の振袖の品揃えを誇る佐沼屋呉服店は、茨城県龍ケ崎市・牛久市・阿見町・稲敷市・美浦村・河内町・利根町・取手市・守谷市・つくばみらい市・土浦市・つくば市・常総市で成人式のお手伝いをさせて頂いております。
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はじめに
節分を過ぎ、寒い中にも春の気配が感じられる昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は前回に引き続き「長襦袢のたたみ方」について触れたいと思います。
長襦袢はお振袖の下に着るインナーのようなもので、汚れや着崩れを防いで着姿を美しく見せる重要な役割があります。
そのため「人からは見えない」と適当に扱ってはいけません。
次に袖を通す時に備えて、長襦袢のたたみ方を覚えておきましょう。
長襦袢をたたむ前に
長襦袢をたたむ前にメンテナンスをしておきましょう。
メンテナンスは4ステップに分かれます。
<湿気を取る>
湿気は長襦袢にとって劣化を進める原因の一つです。
湿気を放っておくとカビや変色だけでなく臭いも発生してしまいます。
特に雨や雪の多い地域は定期的に虫干しをして、しっかり湿気を除去しましょう。
長襦袢を着物ハンガーにかけ、風通しの良い日陰に1〜2日ほど吊るしておきます。
室内の光でも色焼けを起こす可能性があるので、できれば照明も消しておきましょう。
<汚れをチェックする>
汚れやすい部分をチェックします。
汗や皮脂、化粧品、食べ物の汚れは時間の経過とともに取れにくくなり、シミとなって残ってしまいます。
汚れやすい衿元は念入りにチェックするようにしてください。
<半襟を外す>
半襟は汗などの汚れがつきやすいため、取り外して洗濯をします。
洗濯せずにいると見えない汚れが茶色く変色して染み付いてしまうので、きちんと洗うようにしてください。
半衿の生地や装飾によっては自宅で洗濯できないものもあるので、心配な時はクリーニングに出すようにしましょう。
糸を細かく切って外すと、長襦袢の生地を傷める心配がありません。
<洗濯(クリーニング)する>
化繊など、生地によっては自宅で洗濯できますが、正絹の場合はクリーニングに出しましょう。
化繊の長襦袢を自宅で洗濯する時は、手洗いをするか、おしゃれ着洗いコースを選びます。
シワにならない程度に軽く脱水をしたら、直後にアイロンをかけてシワを伸ばしていきましょう。
半乾きの状態になったら着物ハンガーにかけて完全に乾燥させてください。
長襦袢のたたみ方

出典:写真AC
長襦袢もお振袖と同様、きちんとたたんで保管しなければシワがついて振袖姿を台無しにしてしまいます。
たたみ方はお振袖よりも簡単なので、ぜひトライしてみてください。
①左側に肩、右側に裾がくるように広げて置きます
②自分からみて手前側の前身頃を脇線で内側に折ります
③反対にある奥側の前身頃を同じように脇線で折ります
④手前側の身頃の脇線が身頃の中心線と重なるように折ります
⑤ ④の状態の袖を手前に折り返します
折り返した袖が身頃の端から出ないように注意してください
⑥同様に奥側の身頃を脇線で折り、袖を折り返します
⑦裾の方から折り上げて完成です
たたみ方のポイント
きれいにメンテナンスをしても、たたむ工程で汚れやシワがついてしまっては本末転倒です。
長襦袢をたたむ時は、シワをつけないためにも明るくて広い場所に敷物を敷いてたたみましょう。
たたみながらシワを伸ばすように意識するのも重要です。
また、あらかじめ自分の手についた汚れや油分を落とすようにしてください。
特にハンドクリームやボディクリームはカビにとって栄養分となってしまいます。
手を洗い、清潔にしてからたたんでください。
最後に
寒く空気の乾燥した日が続きます。
体調には十分お気をつけください。
◇ ◇ ◇
茨城県南一の振袖の品揃えを誇る佐沼屋呉服店は、茨城県龍ケ崎市・牛久市・阿見町・稲敷市・美浦村・河内町・利根町・取手市・守谷市・つくばみらい市・土浦市・つくば市・常総市で成人式のお手伝いをさせて頂いております。
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